第20章 合同練習
「来てくれたんだな!!!!」
嬉しそうに笑顔でこちらを見ては笑ってくれる
「....はあ、木兎さんお静かに」
「あ、わりいわりい」
けーじが溜息を付いてはこーたろに注意する
「ももこは、俺の隣のここな!ここ!!!」
隣の椅子をどけては私が隣に来られるようにここに来いと促される
『はいはい』
ふと、じっとけーじの視線を感じるも仕方なさげにこーたろの向かい側の椅子に座ったのがわかった
「なあなあ!俺のプレー見てくれたか!??」
『うん、見てたよ、凄かった!』
「だろだろ!???」
『頬も、だいぶ良くなったね、良かった』
こーたろを覗き込むように見てはおずおずとそっと頬に触れると驚いたように肩を上下させる
「ああ、有難うな!」
嬉しそうに笑っては、こーたろの頬に手を添えていた手首を掴まれてはぐんっと抱き寄せられてはぐりぐりと首に擦り寄ってくる
『わ!?く、擽った、こーたろ「ももこちゃあん??」ひい!???』
何処からかおぞましい声が聞こえてくる、おずおずとこーたろから離れては辺りを見渡すとくろがこっちに向かってきている
「なんでこいつらと顔見知りなのかなあ????」
「お!黒尾!なんだお前もこいつのこ「俺らは幼なじみだからな」なあ!?俺らだって小学校の頃からの仲だ!!」
「......ねえ」
『....け、研磨?』
「俺ら以外にも知り合い居たんだね」
研磨がじっと見詰めては問い掛けてくる、だ誰かタスケテクダサイ