第20章 合同練習
次の日の朝___
「おい、木兎、その両頬どうしたんだよ!!?ぶっひゃ、ひゃ」
「あーっ!!何だこれ、まだ少し赤くなってる」
廊下までくろとこーたろの声が聞こえる、うわあ、昨日のまだ赤いの治ってないのか、大丈夫かな
ここはまだあの2人からは死角みたいで見えてないらしい
ぽん
『っ!?』
ふと肩に手を乗せられ、慌てて首を横にすると、ぷにと人差し指が突き刺さった感触がした
「ふッ....」
『け、けーじ』
笑いをこらえるもくすくすと笑っている笑顔が見える、こここの野郎!!!久しぶりにそれやられたぞ!!!!!
私もここから人差し指でつついてやろうかな
「ごめん、つい......木兎さんなら大丈夫、本人もあんまり気にしてないから」
拗ねた表情が出てたのか謝られては、頭を撫でてくれる
『...!あ、あは、ばばれてんだ』
「なんとなく、そうかなと」
『思考がよまれとる.....あ!』
「....?」
『えっと、その、おはよう、けーじ』
「うん、おはよう」
何処か嬉しそうに笑い掛けて貰える私は恵まれてると思います、まる