第18章 懐かしの匂い
「本当に帰る日がこんな地元巡りで良かったのか?」
『ん?勿論だよ、いいのいいの』
「まあ、嬉しそうだし良いんじゃないか?」
「....人混み嫌だから嬉しい」
午前練習が無事終わり、あっという間に今日は宮城に帰る日であります
猫又監督や音駒の皆にも挨拶したし、それに音駒の皆とは連絡先交換してもらったのだ!!!ふははは!!!!羨ましい?????でしょ!!!!
前に音駒と会った時はクロとか研磨,やっくんとしか交換してなかったけど,今回は!!!皆の連絡先げっとだぜ!!!
クロ、研磨、やっくんは部活終わりのジャージでは無く制服姿で一緒に居させてもらっております
何かジャージ姿は赤いから目立つだのなんだの、らしいです
「お、着いたぞー」
「ここがお前の小学校か」
『懐かしい』
うわあ、変わってないなあ、あの2人と通ってた小学校
そう言えば、元気にしてるかな、、?
「待ってよー」
「置いてくぞー」
プール解放をやっている為か小さい子供たちが走っては小学校に入っていく
本当に懐かしい
「おーい、どうした?置いてくぞ?」
やっくんがひらひらと手を振っては視界を遮る、にっと笑っては行こうと促す
それから、やっくんと通った保育園や、よく研磨たちと遊んでいた公園など回って、地元の駅に行っては休憩する
「...楽しかった?」
『え、楽しかったよ?ごめんね、何だか付き合ってもらって』
「おい、そこはありがとうだろ」
思いっきりクロにデコピンをされては悶えていると、やっくんが大丈夫か?と不安そうにこっちを見てくる
「俺らも楽しかったから、また来る時は連絡くれよな」
『!!!やっくんんん!』
「...はあ、俺らにも連絡忘れずにな」
『わわかってるよ、大丈夫』
くろに溜息をつかれては、研磨にもじっと見つめられている中あわてて何度も頷いては言葉を返す、暫く4人で話をしてると
「そろそろか?俺らもやっぱり駅まで行く」
『大丈夫大丈夫!有難うね、練習終わりだしゆっくり休んで?』
「....わかった、着いたら俺達に連絡して?」
「着いてきたいけど、研磨の言う通り連絡な?」
『ふふん、了解であります、また来るね、本当に有難う』
地元の駅まで見送って貰っては、新幹線に乗る駅に向かう
楽しかったな、あ!東京お土産買ってかなきゃ