第18章 懐かしの匂い
『今日もよろしくお願いします』
猫又監督に頭を下げると、ニッコリと”よろしく”と言われマネージャーの仕事を引き受ける
え?ちゃんとリハビリ終わってから来たよ、大丈夫、さぼってないもんね、それに研磨とくろにも連絡したし、ふふん
出来上がったドリンクを持って体育館へ戻る
黒尾が大きな声で”休憩”伝え、それに続いてドリンクとタオルを配る
「……味、変えた?」
『ままま不味かった????』
「ううん、この味好き」
『そそっか、良かったあ』
研磨が不思議そうにドリンクを飲みながら首を傾げると問い掛けてくる
昨日あれから全員のドリンクの好みを聞いては少し調節したから昨日より好きな味になってるはず
「あいつら仲直り出来たのか」
「良かったな」
「有難うな」
「お礼言われることしてないさ」
海さんとくろが研磨たちを見ては良かったと会話をする、くろの視線を感じては首を傾げるもちょいちょいと手招きされる
研磨と少し言葉を交わした後、手招きされた方へ行くと
『海さん、有難う御座いましたああ』
「何もしてないから、お礼言われることでも」
「俺にはないのね?俺には」
『いや、そんな!ほんとお世話になりました、あー、くろは、その、有難う?』
「...はあ、まあ、良かったな」
海さんに優しく微笑まれては、くろに溜息をつかれるも頭を掻き回されながら嬉しそうに笑ってくれる
「次!サーブカット!」
「「「はい!」」」
コートに入る選手達を見ては一緒に行動するように投げ散らかされたドリンクとタオルを拾う
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いつもいつも見てくださる皆々様方、有難う御座います!!
レビューもして下さった方居て、1個ずつしおりとか拍手貰える度に、ほんとなんかこう、嬉しくて、うれしくて、
この物語をこうして皆さんと一緒に見守るのも4年目になります、!
未だに私と共に見てくださる方々が居て下さるって本当に感謝してもしきれないほどで、ほんとうに有難う御座います、!
毎度毎度にたにたにまにま、略してにたにましております笑
これからも私共々見守っていって下さると嬉しいです