第3章 初めまして宮城
「『いってきま-す」』
「大丈夫?この時間に行くと早過ぎない?」
『お兄ちゃんに送って貰うの今日で最後にするから!駄目..かな?それに遅れるより全然いいもん!』
「ももこがそう言うならいいけど..あ,着いたな。迷子にならないように気を付けて帰ってくるんだぞ?
今日から部活だから遅くなるけど,御免な」
『大丈夫だって!お兄ちゃ,いてらっしゃい』
「..!いってくるな,ももこもいってらっしゃい」
『ふは,うん!』
小学校近くでぎゅーしてもらい,兄様と挨拶なうです。
今日から朝練午後練があるらしく,まだ道を覚えてない私は無理やり朝早く起こしてもらい兄様に連れてって貰いました。
母さんと父さんは仕事だからね。
さてさて,早く来過ぎたけど..どうしよう
あれ,体育館空いてる..?
ん?お!ばれぼ-ではないか!片付け忘れられてたのかな..?
ふふ-,少しだけなら良いよね?
「...ッ!」
いやあ,何故か私ばれぼ-上手になった気がします
それはそれはのやさんことゆ-と兄様と練習してるからかな,ふっははは
疲れた,朝早く起きたから凄い眠い..
30分位へ-きだよね,へ-きへ-き..
「おい!ももこ!」
『ふぁぃッ!?!?』
あれあれれれ,目の前に二口さんの御顔がどあっぷで見えるんですけど-これは夢なのか夢か!
ふふふふ,何やっても大丈夫だな,よし抱き締めよう
『....え,暖かい..?』
「....」
まさかの御本人様あああ!??!?
にろに-の顔が真っ赤,れあ何じゃ!????
『し,失礼しましあああ』
「その手に引っかかると思うなよ」
『ごふッ..ぐぐるしい』
「ど-いう事かなあ?説明してくれるよな?ん?」
『寝惚けましたスミマセン』
「じゃあ今日1日俺とず-っと家に帰るまで居て貰うから」
『ふぁぃ!?』
そんな事したら女の子達の嫉妬の目線びーむで私直ぐに御陀仏だよ!??
如何にかして逃げるしか..
「逃げようだ何て考えたら言いふらす,桜乃が俺に抱き着いてきたんだってね」
『さ-いえっさ-』
今日1日また濃い日が始まりそうです。
兄様かむばあああっく!!!!