第18章 懐かしの匂い
うわあ、久し振りの研磨の部屋だ
研磨のお母さんにはあれからくろに連れてかれる前にお話出来たから大丈夫かな
小さい頃はお兄ちゃんと研磨とくろと居たなあ、懐かしい、ほんと
「ん?どした?」
『え、なな何でもないよ!ただ懐かしくて、2人に会えて嬉しいなあ、って』
「....!何だこの、突然のデレ期か何かか?」
くろがわしゃわしゃと少し乱暴に嬉しそうな声で頭を撫でてくれる
研磨の方を向くとこっちに来ては
「俺も、嬉しい」
どこかはにかむように言葉を紡いでくれる
んんんんんん、可愛すぎか!!!!!!!!!
「よし、まあ、あん時みたいに寝るか!久し振りに」
『え!?ででも、狭「まあ、大丈夫だ!」』
「賛成」
え!????けけけ研磨くん!?!???
あん時、って昔と違って皆で川の字でなれるかな、、むむむ無理過ぎ問題発生中です
「お!ほら、どうにかなるもんだな」
『どどうにか、なったけれども』
「俺たちと、嫌?」
『滅相もないです!嬉しいかぎりであります!』
あんな顔で言われたらそりゃあ誰だって首縦に振りますよ、もちろんですとも!!!
「相変わらず、研磨に弱いのな」
『!??そんな事ないですよー、そんなわ「...そうなの?」...いえ!甘々に甘えて頂きたいといつも思っております』
「く,ッおま変わり身の速さ『だ,だってええええ』」
けんまがの瞳がじっと此方を見詰めそっと私の手に擦り寄ってきた
「...こうされたい、ってこと?」
『.........』
合掌
「あーあーあ、おーい、生きてますかー?おーい、俺を除け者にしないで下さい」
「....電話してたの知らなかった、俺もしたかったのに」
「あー、まあ、それは悪いと思ってるけどさ」
『しししし死ぬかと思った』
え??もうほんと可愛すぎかて、やばすぎかて(語彙力)