第18章 懐かしの匂い
あー、久しぶり、なんかこの人が沢山居る感じ
前世も、確か.......最近前世の事を思い出すことが減ってきた
これは良いことなのか悪いことなのか
段々と家族の顔も霞んで来て、声も、原作もわからなくなってきてる
「...?ももこ....?」
『けんま!!!!久しぶり!!でも無いけど、久しぶり!』
「おーい、俺も忘れんな」
『うおッ!!クロ、電話ぶり』
「え、クロ電話したの?」
「あー、いや、さっきな、んじゃ!行こうぜ」
「あ、ちょ『けんま、行こー』...うん」
わざわざ迎えに来てくれた2人、あっという間に大人になっちゃったなあ
今日は数日間、研磨家に泊まらせて貰いまっす
研磨のお母さんにも会うの久しぶりだな、大丈夫かな、前に電話ではお話したけど、緊張しちゃう