第18章 懐かしの匂い
次の日
私は男子決勝を見に来ている
学校はあったんだけど準備とか色々ある為お休みさせて貰った
繋心くんや先生、キャプテン、潔子先輩には伝えてるから大丈夫だとは思う
決勝戦だ、ちゃんと2つのチーム見ておかないと、情報を奪わなきゃね
んふふふーふー
さて、観客席に行くとしますか
「おい」
『ぐえッ』
誰だよ!??誰ですかね!???
ふおッ、わわわ若様じゃないですか、こここここんにちは
「なぜここに居る、なぜ連絡をよこさない」
『ひえッ!?え、えっとその「あ、ももこちゃー、げッ!!」
ひいいいい、若様と徹と岩ちゃん、エンカウントおおお
岩ちゃあああ、助けてええええ
「ねえ、またお仕置きされたいの?」
「ん?何だそれは」
「関係ないやつは黙ってくださーい!!」
「関係なくはない、こいつは俺のだからな」
「はあ!???そんなわけないでしょ!???とうとう頭まで狂ったのかな!??」
ギャーギャー
ええ、何だこれ、周りの観客、みんなこっち見てるよ
誰かタスケテ
あ!そそそ空たん!今、目線があったよね!??あったよね!???おい、頑張れみたいな苦笑して手を振らないでええええ
「おい、行かなくていいのか?」
『はッ!!!そうだ、もう行かなくちゃ!!!岩ちゃん、有難う!えっと、頑張ってね』
「おう」
「おい、待「え!?ちょっと、ももこちゃん!?」
ってことで、さいなら!!
私は観客席という名の場所に向かいまっす