第3章 初めまして宮城
何とか無事帰宅する事が出来..
忘れてる頃に出てくる毎回恒例質問た-いむ!
私は何処に居るでしょう
1 公園
2 家
3 道路
正解は.....道路でした!しかもまた迷子だよ!もう褒めて欲しいよね!
すっかり忘れてたけど,小学校兄様に送って貰ったしず-っと兄様の顔見てたからわすれてたよ
兄様も手繋いでくれてたし
逃げるの精一杯で疲れたよ,もう一旦休もう,そうしよう
何処ぞの誰かさんが助けてくれるかも知れない
こう言う時は電柱に頭をぶつけ考えるのだ
「あの-?」
『ふぁッ!?』
「大丈夫?」
その声と泣きぼくろと太眉はああああ
大天使すがえる様じゃないですかあああ??
もうやばいそんな近くで見られたら浄化されます
し か も 幼いよおおお,え,しょた?しょただよね?
「もしかして,迷子?」
『え,あ,はい』
「わかる建物とかある?」
『本屋さん,が近くに..』
「..!大丈夫だべ,俺が連れて行ってあげるから」
笑顔頂きましたあああ
え,救世主,有難や有り難や
しかも手まで繋いで貰って,あれ視界が霞んで
『..ぐす,ぐす』
「え?あ,え,もう大丈夫だべ,寂しくな-い,寂しくな-い」
撫でてくれて..!??よし,泣いたふりをしよう
嬉し過ぎて嬉し涙なんですって言ったらどん引きものだものね,よし清く撫でてもらおう,ぐへへへ
『ありがとう,ございます』
「笑った顔も可愛いな」
『ふぁッ!?』
「え..?」
『いや,だって,あの,その..あ,あざます!』
「あざま?あ,そう言えば名前良ければ教えて?」
『桜乃ももこであります!』
「えっと,ももこって呼んでいいかな..?」
『勿論であります!』
「じゃあ,俺の事も孝支でいいべ,ちなみに菅原孝支って言います」
『こ-しさん?宜しくお願いします』
「普通に呼び捨てでいいからな!あ,着いた。もう迷子になるなよ-?じゃあ,また会おうな」
『ふぁい!』
すがえるのこみゅ力の高さ,まじりすぺくと
すがえるが見えなくなるまで手を振り続けたとさ
さて,やっとお家に帰れるね..!今日この日を乗り越える為に凄い時間が掛かった気がするのは気の所為だよね?うん,そうだよね