第17章 インターハイ本番
二階からー、みんなの事をー、見守るぞー
ん?作詞作曲は私だよ、えっへん
はてさて、こんな状態で座れるはずもないし、んんーんー、此処でいっかな、烏野になるべく近い観客席。
「ここでいいのか?」
『..ふぁッ!?そそそ空たん,空たん!』
ん?何でここに空たんが、って試合だから当たり前か..!
「見えるか?ここの席、って言っても車椅子じゃあそこまでいけねえもんな」
『..?ん?そうだね、でもだい..「よいしょッ...」へ..?空たん!?え,ちちょっ..!?』
「お落ち着...「藍川なにしてんだ、って、もも「ももこちゃん、やっと会えた、俺探したんだからね、ってずるい!ももこちゃん貸してずるいずるい」...はぁ」
ん?んんんんん?あれ、青城のメンバーさんやん。え、いや、驚き過ぎて思考回路働かないといいますか
「久し振りだなー、元気してたか?」
「確かに、お姫様抱っこなら俺がしてやったのに」
「ちょっと、俺のだから!俺のももこちゃんだから!」
『おおおおひさしぶり,です』
「...あっち,諦めてもう座れ。俺の膝の上でいっか」
『え,いやいやいやいや,わたし向こういくから大丈夫大丈夫』
「まあ..諦めろ」
じーざす