第16章 大志を抱け
あっという間に日がたち
インターハイ前日
「おーい,ももこ,どした??」
ゆーがぼーっとしていた私を不審がって、顔を覗き込む
「もーもーこー!!」
先程より声を大きく私の両肩を揺さぶっては何処か心配そうにじっと見詰めるゆー
『ふぁッ!?あ,ごめんごめん』
変な声を漏らしては目を何度か瞬きへらっと微笑んでは謝罪の言葉を紡ぐ、顔を上げては視線があい顔をじっと見つめられる
ん?ん?
ゆーが何か言葉を紡ごうとするもキャプテンの号令で集合が掛かる
ふと壁の大きな時計を見てみると既に部活終了の時間だった
『ゆー行こう行こう』
と隣にいるゆーに行こうと述べては
「お,おう」
と驚いた様に目丸めては頷き何時もの様に微笑んでくれ,皆が集まっている所に向かう