第16章 大志を抱け
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
『ふぁ...』
授業中ふと欠伸をしてしまう,んんん次の相手の常波の事や応援旗の事が頭をぐるぐると回転している
「凄い欠伸だな」
顎を机に載せだらし無く欠伸をしてると頭に手を置かれぐしゃぐしゃと撫でられる
『んー...何だか眠たくて』
されるがまま頭を撫でられていては不思議そうに何処か心配そうな瞳でこちらを見てくるりき
「ちゃんと寝てないのか?」
『寝ても寝ても足りないだけですー..はッ!!まだ身長が伸びる証拠かも知れないよ,明日にはりきを超えて超大型級に』
「はいはい,大型級になんてなったら俺が駆逐してやらなきゃな」
『ふぁッ!?なな何て事を』
たわいもない話で盛り上がってはじゃれてると
「おーい,桜乃...呼んでるぞー」
クラスメイトの声がし振り返るとそこには申し訳なさそうに笑う潔子さんが..!!
『りき,また後で』
「はいはい.,いってこい」
突然飛び起きてはりきに一言告げ潔子さんの所へ向かう
『どどうしましたか..!?』
「実は..あの事についてなんだけど違うところでも平気かな..?」
ん?あの事...?応援旗の事かな??
『も勿論です!』
と何度も頷いては潔子さんの後をついていった