第16章 大志を抱け
放課後
「皆 まだ居るー!?」
うおッ!?びびっくりした...
いきなり大きな音をたてられて開いたドア,武田先生が立っていた
「遅くなってゴメン!会議が長引いちゃって…それで出ました!!IH予選組合せ!」
私達は武田先生から紙を受け取った
「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」
「…一回戦勝てば…二回戦 伊達工も勝ち上がって来れば当たりますね」
「ソレだけじゃないですよね」
ゆ-の言葉につっき-が口を挟む
「うちの区間のシードに居るの青葉城西ですよ」
うわあ,まさかの...
「げっ マジかー…」
同じ事を思ったのかりゅ-は私が思ってた事をそのまま口にしてた
同じ気持ちだね,りゅ-..ッ!?突然背中にサーッと鳥肌がたった
一瞬身震いするほどの肌寒さに、思わず後ろを振り返る
上級生さえ息を呑む中にいて、日向と影山だけが武者振いを堪えるような、ギラギラした瞳でただ前を見ていた
「おい」
繋心くんの低い声が、彼らの注意を引き戻す。
「さっき言ったこと、忘れてねえよな」
「―わかってます」
キャプテンがまっすぐにトーナメント表に視線を落とした。
1回線の相手は常波高校。
まずはそこからだ...
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更新,久し振りになってしまいましたね.すみません.
少しでも楽しみにしてた人が居たのならとても光栄な事であり嬉しいです.
本当はかくのやめてしまおうとか思った事も何度があったのですが,見てくださる皆さんがいてくれてるんだって思うと頑張ろうと思いました.少しでも皆さんの期待に添えるよう楽しんで頂けてもらえるようこれからもよろしく御願い致します.