第12章 烏vs猫

ふー..あー,此処まで来るの大変だった
って何も大変じゃなかったんだけど
よし！取り敢えず入りますか


『遅れてすみませんー..』

「「「「「ももこ！？/ももこ先輩！？」」」」」

『ふひゃ！？』

わあ,久し振りに烏野の皆の練習姿みた！
んへへ,嬉しいな嬉しいな
取り敢えず手を振ってみる

「おーい！ももこ,こっちだ！」

『あ！くろ,え..で,でも！』

「良いから,来いって！向こうにはちゃんと言ってあるしよ」

『ん？んん？？そーなの？』

「ああ」

くろが此処まで走って車椅子を押してくれる

「「ももこさん！」」

しばしば(芝山くん)といぬいぬ(犬岡くん)が走ってこちらまで来てくれる

「ももこさん,道迷わなかったですか？」

いぬいぬが首傾げて心配そうに聞いてくれた
かわゆい,本当かわゆい

『ふへへ,大丈夫！私を何だと「お前いつも迷子になってたろ？」..や！やっ君！』

「ご苦労さんだったな,わざわざすまないねえ」

『え！？いや,全然大丈夫です,お役に立てたのなら良かったです』

「大助かりだよ,有難う」

『え,いえ！そんな,お礼言われる様なことしてませんから』

猫又監督は笑顔でわざわざ御礼を言ってくれた

「ももこ..」

『け！研磨大丈夫！？』

「うん,良かった..戻って来てくれて」

『ふは,そんな戻らないはずないよ』

研磨のさらさらした頭をそっと撫でると照れながら嬉しそうにしてる研磨

研磨かわゆいいい

ん？何か凄い視線が集まってくるんだけど？？ん？？？？？何だ？？？