第12章 烏vs猫
皆々様,只今空たんとちょっとしたでーぅえとであります
『空たん空たん』
久々に会えて嬉しかったため何度も何度も名前を呼ぶ
「はぁ..さっきから呼ばなくたって気付いてるって,機嫌良いな?」
溜息を一回つくもじっとこちらを見る空たん
『だって,空たんにこうして車椅子押してもらえる何て幸せだなーって』
私が言葉を述べると頰真っ赤に染め手で顔隠し私の顔を前に向ける
「な..!はぁ..俺だって,嬉しいよ」
『ぐふッ...空たん,ふへへ』
ぐりぐりと顔を押し付けられ車椅子を押してもらいながらじゃれあってると
「あ!ほら,着いた.此処だろ?」
着いたとわかり,車椅子を押すのをやめこちらに来てくれる空たん
『会話逸らしたー..あ!あの..此処までわざわざ有難うね』
くすくすと笑いながら言葉紡ぎお礼を述べると
「ん,じゃあ,俺はまた用あるから,またな?」
軽く私の頭を撫でる空たん,その仕草にきゅん死にだよね
『うん!また連絡するから』
「今度は絶対,にな?」
『はーい』
すると満足したように頷くと私に背を向け歩いってしまう
ん?あっち方向って此処の逆方向じゃ..?って,用事あったの!?
『空たん,御免!よ用事って!』
大声で叫ぶと大丈夫だと言うように後ろを振り向かないで手を振ってくれる
んんん,後でちゃんとまた連絡して謝ろう..
空たんの後ろ姿が見えなくなるまで見送る
本当空たんって可愛いよね!つんでれだよね!
よし!空たんパワーが貰えたことだし,そろそろ行こうかな