第12章 烏vs猫
一方その頃向こうでは
烏野総合運動公園 球技場
「!集合!!」
大地さんの合図で烏野全員は並んでいる音駒の前に整列する
「あっ!!?」
いきなり大きな声を上げる翔陽。
その先には前に会った”孤爪研磨”という男が居た。
ロードワーク中,研磨と翔陽は何処かで会ったらしい。
「挨拶!お願いしアス!」
すると大地さんが声を上げた
「「「「「「しアース!!」」」」」」
「研磨!」
すると翔陽が研磨に近付く
「あ」
「なんで教えてくれなかったんだよー」
「だって聞かれてない…」
「…
でも最後に”またね”って言った!何か知ってたんだろ!」
「TシャツにKARASUNO HIGH SCHOOLって書いてあった」
「うぐ…」
日向がむくれた顔をしてると
「ヘイヘイヘイ うちのセッターに何の用ですか」
「っ!!」
研磨の後ろから出てきたのは敵対オーラを放ったモヒカン頭の山本。
「ごっごめんなさ「そっちこそ」
翔陽が謝ろうとすると後ろからは龍の声が
「ウチの1年とマネになんの用ですかコラ」
「なんだコラ」
「やんのかコラ,シティボーイコラ」
山本と龍が睨み合ってると
「”やんのか”って やるんだろこれから 試合なんだから。あとシティボーイとかやめろ ハズカシイ」
孝支さんが現れた。
モヒカン男の後ろからは
「山本 お前すぐ,喧嘩ふっかけるのヤメロ バカに見えるから」
夜久さんがすごい笑顔でモヒカン男を注意した。
「なんかスミマセン 恥ずかしい奴居て…」
「うちもスミマセン お恥ずかしい」
何処か似てる二人が謝罪をし合う