第12章 烏vs猫
『えーっと..すぽどりの粉..どこだっけ?』
あ!あったあった,ここら辺って確かここのスーパーが近かったはず
「ももこ..?」
『え..?そ空たん!?ななんで..?』
「何処にいるかと思って,ずーっと連絡してたんだからな?」
『ぐへッ...』
いいいい痛い,でこぴんやっぱり痛い
連絡するの忘れてた何て口が裂けても言えな「連絡しろってい っ た よ な ???」
『ごごごめんなさいいいい』
「...ったく,無事なら良い..んで,ところで何してんだ?」
『えっと..取って欲しいな,何て』
車椅子だから必死に手伸ばしても届かなかったんだんだよね,良かった
「お前,俺が居なかったらどうしてたんだよ..」
『あはは..』
しょうがないというような顔して溜息をする空たん
「ほらよ」
すると持っていたかごにいれてくれる
『有難う..空たん』
「全く...そんで,もう復帰しても大丈夫なのか?」
すると空たんが目線を合わせ心配そうな表情でこちらに尋ねる
『えっと..まだ歩けないから病院にはこれからリハビリで通わなくちゃ行けないんだけど,もうほら!大丈夫だよ』
「...そか,でもあんま無理すんなよな?」
じっと本当かどうか数秒見詰めてくる
大丈夫大丈夫とぴーすを作ると,溜息をつくも空たんの暖かい手が私の頭に触れわしゃわしゃと撫でてくれる
『うん!空たんは部活休みなんだ?』
「ああ,じゃないとお前に会ってないだろ?」
『それもそっか,あ!空たん,もう行かなきゃ,ばいば「はぁ..おくってく」...え?』
「良いだろ,別に..嫌だったらいいけど..」
『え!いや,わ私も久々にお話したい』
すると顔逸らしながらも嬉しそうに微笑んでくれる空たん
なんと空たんがおくっていってくれるそうです
ふへへ,久々のデレも見れてももこ感激で..いいいたいいたい!もう空たんやっぱりテレパシー使えるでしょ!?
頭揺らしながら撫でないでえええ