第10章 集まった記憶の欠片
皆が出て行ってからすぐ
『ゆ-..?色々迷惑かけたよね,御免ね..?』
「..ッ,迷惑掛けられてなんかねえ」
『でも沢山話し掛けて連れて行ってくれたのゆ-だから』
「でも俺はお前が辛い時に傍にいてやれなかった!」
『...これからも傍にいてくれるだけで十分だよ
あと,ゆ-のお母さんにも色々として貰っちゃったらしいし..お礼言っといてくれると嬉しいな』
「ああ!連れてくるから」
『ふは,うん.約束ね?また会いに来てね,それでバレーしよ?』
「おう!約束だ」
『うん,有難う』
そう言えば..他の皆はどうしてるかな,突然連絡付かなくなっただろうし...
もう忘れ去られてるかも,それは悲しいな
栄養出張とかで,まだ学校には行けないから早く良くならなきゃな
それから,お兄ちゃん達のお墓詣りも行こう
色々とこれからやってかなきゃ