第10章 集まった記憶の欠片
目を覚ますと皆,泣きそうな顔
『...ッ..?』
「「「ももこ!?/ももこさん!?/ももこちゃん!?」」」
『...えっと..その....?』
「「...!!!」」
『うぐ..ッ,皆,苦しいです』
「俺らがどんたけ心配して..!」
「本当に良かった!」
「ももこちゃん..!」
『あの..じ実は全部全部,思い出したんです..
その,ずっと見守って支えてくれて有難う..有難う御座います
迷惑かけてごめんなさい...
1年生も,えっと,巻き込んじゃって御免ね?これからも宜しく』
久し振りの口角を上げるとぴくぴくと痙攣した
うーんっとやっぱり久し振りだからなのかな..
「「「「はい!/うす!/勿論です!/..はい」」」」」
一年生は少し驚いた表情浮かべるも笑顔で接してくれた
皆,最初は私の言葉聞いた時目丸めてたけど泣いてたり嬉しがってくれたり
ねえ,お兄ちゃん..私は一人ぼっちなんかじゃ無かったんだね
有難う,ずっと見守っててくれて
今度は私が皆の支えになるように
お兄ちゃん,私は笑えてるかな?
...約束忘れちゃ嫌だからね
これからもずっと傍で見守っててね?
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やっと主人公の記憶が取り戻りました
此処まで読んで頂き有難う御座います
しおりの数や拍手の数などが増えるたび
見てくれて居る人達が居るんだなと嬉しい気持ちでいっぱいです
原作に入るのはもう少し後になると思います
いたたまれない部分も多々あると思いますが
これからもよろしくお願い致します
引き続きこの物語を私と共に見届けて頂けると嬉しいです