第9章 記憶の欠片
ノイズが切れた音から一転
あの声が聞こえた_____
'___やっと,だね'
..思い出したよ,全部全部
'そう,良かった..'
あなたは誰なの..?
'..?何言ってるの?あなたはわたし,わたしはあなた'
え?性格,が違い過ぎてる.そんな筈は..
'そんなの関係ない,その考えも全部,私なんだもの
認めてくれない何て悲しいわ,しくしく何て
あ,ほら..
聞こえてるでしょ?いつも聞こえるあの声..
さあ,呼んでるよ...
いかなきゃね.一緒に行こう?
あなた,いえ..私を待ってるあの場所へ