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【ハイキュー!!】私,脇役ですよね?

第8章 blue対black



只今,大王様こと及川さんと一緒なうです

『「...」』

でも沈黙が辛すぎて呼吸出来なくなりそうです

「さっき会ったとき持ってた薬はなんなの?」

『えーっと..ただの風邪薬ですよ』

「あんなに苦しそうにしてたのに?」

『....あれはただ,症状を抑える薬です』

「症状..?まさか何処か病気なの!?」

『違います,突然何故か起こる時があるってそれを飲むと治るんです』

「それはいつから?」

『そう,ですね..正確には覚えていませんが記憶喪失になった後かららしいですね』

「....」

『そんなに重くはないので大丈夫ですよ』

「重くないって!あんなに苦しそうにしてたのにまた強がるの?」

『強がってなんかないです,本当に大丈夫ですから』

「...このことは烏野のやつら知ってるわけ?」

『....し知ってますよ』

唯一知ってるあいつは学校に来てない奴だけど

「嘘でしょ...っ,何かあったらこれ連絡先,すぐに連絡すること!わかった!?」

『..えっと,有難う御座います。それで何をしてるんですか?』

「2人を呼んでるとこ」

『2人..?』

「おい及川!何だよ,突然呼び出して!」

「岩泉さん待って下さいよ!って..ももこ..」

「は!?ももこ..?」

「空ちゃん知ってたんだ」

「いえ,俺も試合前にあっただけです」

「ふーん..まあ,いいや。それで,岩ちゃんは,まだわかんない?」

「本当にももこなのかよ..」

『'初めまして'いえ,初めましてじゃないんですよね..?えっとお疲れ様です?烏野高校バレー部マネジャーの桜乃ももこです』

「「「....」」」

ん?あー,フード取ったからか
空さんと及川さんはまた苦しそうな顔してるし
岩泉さんは驚いてるし

「本当にももこなのか..?」

『多分そのももこなのかと,私は記憶喪失というやつで貴方達のこと覚えてないんです,すみません』

「「「...ッ」」」

...ッ,そんな顔をさせたいわけじゃないのに

『あの,私やはり...帰らせて頂きます』

「は!?ちょっと,ももこちゃん待ってよ」

(早くしなよ__大丈夫だったか!?__俺らが居ないと__)

『..ッ!お願いですから,もう関わらないで,下さい..』

お願い,もう私の中に入ってこないで

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