第8章 blue対black
空さんに連れられ体育館の近くに
「あそこだから,俺もレギュラーだし」
『..あ,有難う御座いました』
「いや,別に俺がしたかっただけだから」
『そうですか..』
「何かあったら直ぐに呼べよ?約束な」
『わ,わかりました』
「あと,及川先輩と岩泉先輩,英に金田一には気を付けろよな?」
影山くんが言ってた人達..だよね?
『...,えっと,わかりました』
「んじゃ,またな」
『は,はい。有難う御座いました』
何であんなに親切に...ああ,前は親友さん?だったんだよね
あ,そういえば私も行かなくちゃ
「ん,ももこサン。どこ行ってたの?」
『ちょっとといれに..』
「ふ~ん..」
そういいながらもじーっと視線が突き刺さるんですけど
あのCD事件から何かと絡んでくるんだよね,何もしてないはず..多分
でも良かった,余り時間は経っていないみたいだし
「日向,緊張しなくて大丈夫だからリラックス!」
「ハイッ!リラックスがんばりますっ!」
「ねえ,ちょっと」
清水さん??日向くんに声掛けるとか何かあったのかな?
「期待してる」
「!!?!!?」
あーあ,日向くん顔真っ赤だし
ん?あれ,空さん..
何でこっち見て,あ視線あった
逸らされた
やっぱりお前の体重重たくて疲れたんだよ的な目線だったかな
あー,すみません