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Happy Birthday to ...
第8章 ばいばい
その瞬間北斗くんの目から涙がこぼれた。
私ももう我慢できなくなった。
我慢してた反動で大粒の涙が溢れた。
『こちらこ、そ、うっ、生まれてきて、くれて、あり、がとう!』
私達は自然と抱きしめ合っていた。
『また、絶対福岡に戻ってきてね…!』
「もちろん。それまで待っててね。」
それからお互い顔を上げて、唇を重ねた。
一緒になれなくても、これくらいは許してくれるよね、神様…
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