第7章 打ち上げ
着替えが終わり、ドアを開けて北斗くんを呼ぶ。
『北斗くん?どうかな?』
部屋に鏡がなかったので、自分で確認できなかった。
北「すっごく似合ってる!可愛いよ!」
北斗くんは嬉しい言葉をさらっと言ってのける。
その言葉で私が赤くなるのを知ってるのに。
『それは、よかった、です。。。』
私が照れて下を向いていると、突然温かい感触に包まれた。
驚いて顔を上げると、私の肩に北斗くんの頭が乗ってる。
つまり、今私は北斗くんに抱きしめられてる…
『ほ、北斗くん!?どうしたの!?』
北「好き。望美ちゃん、好き。」
耳元で囁かれて、私の鼓動はどんどん早くなる。