第6章 また明日
『もしもし!』
北「望美ちゃん!樹に変なこと言われなかった!?」
『ふふふ、心配するようなことなにも言われてないよ。それより!明日楽しみにしてる!』
「俺も!帰る前に望美ちゃんを目に焼き付けておきたくて!」
『あはは、なにそれ!全然きゅんとこないんですけど!』
嘘。本当はすっごく嬉しいよ。
北「えー、望美ちゃん厳しいー。俺のこと好きなくせに。」
『ちょっと!それ自分で言いますか!?』
北「だってー、北斗くんがだーい好きなんでしょ?ククク…」
う~、北斗くんの方が上手だー。
もう開き直るしかない!
『ええ、そうですよ!私は北斗くんが好きですよー!』
北「やっと素直になったね。可愛い!」