第6章 また明日
『ええ!いいんですか!?また樹くんたちに会えるんですか!?』
樹「会おうよ!まあ、これ俺じゃなくて北斗が言い出したんだけどね。」
北斗くんが…。嬉しいな。
それだけでもきゅんとしてしまう。
樹「じゃあ明日の12時にこの前の楽屋に来てくれる?本当はいろいろ遊び回りたいけど…」
『みなさんに会えるだけで私は十分です!楽しみにしてます!』
樹「よし!待ってるよ!唯ちゃんの方には大我が連絡するみたいだから。」
『分かりました。じゃあまた明日!』
樹「ばいばーい!」
明日北斗くんに会える!
実らない恋の相手でも会えるのは嬉しい。
最高の思い出になるように準備しなくちゃ!
プルルルル…
また着信。
画面上には愛しい人の名前…