第3章 仕掛ける
さりげなく言った「可愛くて」に顔が赤くなって言葉を失う。
北「ほらまた!望美ちゃんはいじりがいがあるなあ」
『バ、バカにしないでください!いつまでここにいればいいんですか!』
北「俺が気が済むまで!」
そう言って最上の笑顔を見せる北斗くん。
あなたはどこかの王様ですか。
北「そういえば、お友達の名前聞いてなかったね。」
唯「咲村唯です!」
北「唯ちゃんね!…あ、そうだ!楽屋こない?ね?望美ちゃん、唯ちゃん」
北斗くんに名前を呼ばれて言われるがままに楽屋へと引っ張られた私たち。
北斗くんってなんで私にこんなことしてくれるんだろ…
ますます好きになっちゃうよ。