• テキストサイズ

ただいま休止中…トリップ少女と愉快な学園

第2章 始まる前の準備を1つ


え、建て替え??
不二先輩の家が建て替えだって??
そんなの話では言ってなかったよね?
もしかして私が見逃してた?
それとも私を家に入れたくないから??
いや、不二先輩はそんな悪い人じゃない!!

「ねぇ、聞いてる?」
「ふぇ?」
「ぶっ!なんだ、その腑抜けた返事は!」
「す、すみません!ちょっと考え事をしてて…
って、そんなに笑わないでくださいよ桃城さん!」
「ふぇって…ぶっ!」
「もぉー!!」
「で、話を戻すがワンルームだし、独り暮らしにはぴったりだと思うぞ」
「さなえちゃん、聞いてた?」
「…すみません、聞いてませんでした…」

不二先輩によると
乾先輩の知り合いで部屋の余ったマンションを持つ人がいるらしい
前から誘われてたみたいなんだけど乾先輩は住めないので部屋探しを手伝うことにしたみたい
で、そこに現れたのが私って訳です

「そ、そんなうまい話があってもいいのでしょうか…」
「運も実力のうちって言うし、いいんじゃない?」
「ここからそう遠くないから通学も楽だぞ」
「そうですねぇ、無くすものはないしいきますか!」


と言うことで私は乾さんについていくことになりました

「乾さんは近くで見ると背が高いですね」
「そうか、これでも184あるからな」
「大きいですねぇ…そういえばは私はなんセンチなんだろう?」
「俺の見立てだと153と言ったところだな」
「え、そんなに小さいんですか」

マジかぁ…
やっぱり中学に戻ってるなぁ
せっかく160まで伸びたのに…
まさか縮むなんて思ってなかったなぁ…

「ついた、この家だそうだ」
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp