あなたの声が聞きたくて【another story】
第6章 松川一静
「優、明日練習は?」
優「監督いないからって休みー」
珍しく土曜が休みとなった青城バレー部。
それに伴って優も当然休み。
「なら俺ん家に泊まり来ない?」
優「、、、What?」
「良い発音だ」
優「」
「謝るから無言はヤメテ」
優「いーよ。」
「へ?」
優「泊り。いーよ。」
照れてそっぽを向いた優にOKを貰って優の家に寄ってから俺の家に一緒に向かった。
「たでーま。」
母「おかえり、一静。姉ちゃん帰って来てるよ」
「ゲッ、、、、マジカヨ。」
姉「お姉サマに向ってゲッって何だ!!」
「合コン三昧してるお姉サマはお引取りください。」
姉「ねぇねぇ!後ろの可愛い子ダレ!?まさか彼女!?」
「人の話し聞けよ。つーかまさかってなんだよ。」
優「あっ、えっと、高崎優です、、、。」
姉にはもっとちゃんとした形で紹介しようと思ってたのにクソ姉、、、ン"ン"ッ、オネーサマのお陰で台無しになった。