あなたの声が聞きたくて【another story】
第4章 花巻貴大
そして今年も残すとこ3日となった頃
優が帰ってきた。
優「宮城久しぶりだなぁー!!」
「カレシより宮城が恋しかった?」
優「妬く相手間違ってるでしょ」
「俺以外のお前が好きなモノは全部妬く対象デース。」
優「バ「カなんて言わせねーかんな。そんだけ寂しかったの!」
恥ずかしくてそっぽを向く俺を見て優がケタケタと笑った。
「笑うなよ、、、」
優「だって、貴大がかわいー」
背伸びしてわしゃわしゃと俺の髪を撫で始めた。
「わっ、ちょオイやめろって!!」
優「やぁだぁー」
背伸びしてニコニコしながら精一杯俺の髪を撫でる優に胸がキュンとなった。
女子かオイ。
可愛すぎんじゃボゲー。
2週間ぶりの彼女を思いっきし抱き締めた。
優「ふふっ、苦しいよー」
「うっせ。久しぶりなんだからいいだろ」
ぎゅーっと俺の背中に腕を回す優が可愛くて仕方がなかった。