• テキストサイズ

あなたの声が聞きたくて【another story】

第4章 花巻貴大








そして学校が冬休みに入る前





優は代表の合宿へ向かった。





学校のどこを探しても優の姿はなくて




心にポッカリ穴が空いたようだった。




及「マッキー上の空だね。」



いつもならいじり返す及川の言葉も




「おー」




それしか出ない。




及「優と連絡は?」



「練習がクソ忙しいらしくて滅多に返事返ってこねー。」




不満とかそうゆうんじゃなくて



ちっと寂しい。





早くあいつのこと抱き締めたい。




早く戻って来ねえかな、、、。




頭ン中はそればっかりで。




ピロリン♪




不意になった俺のケータイ。



松「せめてサイレントにしとけよ」



「忘れてたんだよ」



画面のロックを解いてトークを開くと優の名前。


4日ぶりか?



送られてきた内容は


『木村選手とツーショット♡』


俺がいなくても楽しそうなのにムカついたけど写真の中の優が可愛かったから許した。



/ 194ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp