あなたの声が聞きたくて【another story】
第2章 及川徹
優「とーる?どした?」
突然愛おしい彼女に声をかけられた。
授業中考え事をしていたはずなのに、いつの間にか授業は終わり、昼休みになっていた。
「んー、考え事?」
優「何で疑問系よ!とりあえずお昼食べよ?」
この笑顔も、声も、もうすぐ直接見れなくなってしまうと思うと溜息しか出ない。
「はぁ、、、」
優「とー、、、る?なんか、悩んでる?」
「何でもないよ?」
優「そっか、ならいいんだ!何かあったら言ってね?」
「あったりまえでしょ?大事な大事な彼女に隠し事なんてしません!」
優「、、、ならいいんだ!」
その後いつものようにみんなでお昼を食べ、何事もなくその日を終えた。
「いーわちゃん!勉強するよ!」
岩「気乗りしねーけどやるしかねぇか」
「岩ちゃん、俺と同じ大学行くんでしょ!今のままじゃダメだよッ!」
岩「わぁーってるよ!やるっつの!!」
花「お前ら、大学まで一緒かよ」
岩「うっせ!こいつ一人にしておけねぇからな!」
「岩ちゃんこそ俺と離れるの寂しいからなんじゃないの!??」
岩「寝言は寝てから言え。」
「さっせんした!!!」