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あなたの声が聞きたくて【another story】

第6章 松川一静









優の活躍ぶりは月バリでよく見かけた。



注目の新星として大々的に取り上げられ、まだ正式に代表に加わった訳では無いのに既にファンも居るらしかった。


しかも男。



もちろん女の人のファンもいるらしいけど、他の女子選手に比べて男性の支持数が圧倒的に多いらしい。



あーもう俺の何ですケド。



及「優が俺よりモテてる、、、!」



「俺の優だよ?当たり前じゃん」



及「わーまっつんむかつく♡」


「うんありがと♡」



放課後のファミレスで何やってんの俺ら、、、。



〜~♪〜〜♪



花「誰かケータイ鳴ってね?」



「あ、俺だわ。、、、優?」




電話を掛けてきた相手は今まさに話していた優で、及川達も気にし始めた。



「もしもし、どした?」



『あ、いっせ?今電話平気?』



久しぶりに聞く愛しい彼女の声。



心がじんわり温まっていくような気がした。





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