• テキストサイズ

†D.gray-man† 追っかけ少女物語

第6章 ◆合同任務





「それなら!

サラは同行させるべきでは無いでしょう!」



コムイの発言に

アレンが噛み付くように訴える。




ー・・・アレンの言う通りだ。


ノアの要望を呑むのは得策じゃない。


チャオジーだって同じエクソシスト。

イノセンス保持者であって一般人ではない。

戦える術がある。

クロス部隊のこの人数のエクソシストが揃えば

チャオジーの奪還くらいは出来るはずさ。


なのに、

何でここまでサラの同行を求めるのか・・・。




アレンの言葉に

一呼吸置いて

コムイが続けた。





「実は、

サラの姿が無ければ

国一帯を破壊するという通告もあったんだ。」




ー・・・っ!





「そんな!」


「チッ」




アレンに続いて

今まで黙っていたユウも舌打ちをし

リナリーは、そんな、と息を呑んだ。





「彼らは・・・サラの奪還に本気だ。


弱いアクマを放ち、

その討伐をしにエクソシストひとりが来た所を狙い

拉致し、


その国の住民、

そして、エクソシストを人質としている。


恐らく、

サラはノアの何かが関わっている。



サラを護る気持ちは僕だって同じだが、

国の安全も脅かされている状況で

教団だけを守る訳にはいかないんだ。


その為に、サラには同行してもらいたい。

そして、サラも闘い

サラが奪還されぬよう、

君たちにも戦って欲しい。」





コムイはそう言い終わると、頭を下げた。




ー・・・っ、そういう事かよ。

汚い手使いやがって・・・。







/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp