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†D.gray-man† 追っかけ少女物語

第1章 ◆想定範囲





「…という訳で、今回は

リナリーとアレン、ラビで

任務へ行ってきてほしい。」



今日の任務はイノセンスと見られる現象の調査と

その回収。


任務がある方が教団に居るより、

はるかにましだ。




「アレン、ラビ、

くれぐれも頼んだよ、リナリーを。」


任務においてもシスコンを発揮するコムイに


「任せろって

リナリーは俺が守るさ。」


俺はいつもの調子で答える。

…すると、



「サラに怒られちゃいますよ、ラビ。」





「え…。」


俺に対してジロっと睨むアレンとリナリー。


…ってなんで、出来上がってる設定なんさ!

リナリーまで睨むなんて…。




「さあさあ、

行ってきてくれ。」



見かねたコムイが俺らの背中を押し

そのまま、任務地まで向かった。






俺がここに来て半年、

今までサラと一緒に任務へ行ったことはない。

きっと、じじぃがコムイに頼んでるんだろう。



お陰で、今の俺にとっては

任務が唯一の解放された時間になっている。







「はぁー…俺、ユウみたい。」






任務地に到着して早々、ため息を零すと


「ラビ、アクマが居なくても

任務なんだから気を引き締めてね。


私は村長さんに現状を聞いてくるから

アレン君とラビは捜索してて。」


そんな、俺にリナリーが優しく言うと

そのまま村の中心部へ走り去った。





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