第7章 アカデミー
•サスケside
イルカが練習時間だと言ってから、しばらくしてユヅキがナルトのことを聞いてきた
オレは放っておけばいい、と言った
なのに、ユヅキは迷うことなくナルトのところへと行った
最初はそれほどでもなかったが、今は楽しそうに話してる
苛立ってきた
ユヅキがあんな奴と楽しそうに笑ってる
サスケ
(なんだよ…この気持ち。なんであんな奴と…笑ってられるんだ……。)
なんで、こんなに焦ってるんだろうか
自分のことがわからなくなってくる……
ユヅキは
ユヅキは…オレだけの前で笑っていてくれればいいのに
考えれば、考えるほど頭の中がこんがらがっていく
あんな奴と楽しそうに話すなよ
オレの近くにずっといろよ
もう失いたくないのに…
そんな事を考えてると、ナルトとユヅキはイルカに叱られてた
その後、ユヅキは戻ってきた
サスケ
「えらく楽しそうだったな。」
ユヅキ
「そうかな?でも、この調子で友達出来るといいなぁ。」
ユヅキは相変わらず、何を考えてるのかさっぱりだ
オレが悩んでいたことなんて露ほどにも知らないんだろうな
そうこうしているうちに、授業も終わって、昼ご飯時間になった