第7章 アカデミー
•ユヅキside
一限目が終わって、次の2、3時限目は実技の授業
サスケと一緒に外へと行った
サスケの隣にいると、変な感じ
人からすごく見られてる
特に、女の子
怖いから見るのやめてほしい…
そんなことを思ってる間にも授業は進み、
今日は手裏剣術の練習らしい
お手本として、サスケが呼ばれた
サスケは的の真ん中を全てのクナイで射止めていた
その瞬間、女の子達の黄色い声が飛び交う
少し騒がしいくらいに
サスケは誰かに向かって鼻で笑った
黄色の髪した男の子が何か騒ぎ始めた
ユヅキ
(…サスケが鼻で笑ったのはあの子か。)
イルカ先生はすぐにその子をなだめて、授業再開
イルカ
「よし、じゃあ順番に投げていってもらうぞー!」
他の生徒が次々に投げていき、私の番が回ってきた
イルカ
「よし最後に、うちはユヅキ!」
返事をして指定位置まで行った
そして、投げた
見事に中央を射止めた
イルカ
「? ユヅキ、クナイが1本多いぞ?」
的を見ると、確かに1本多かった
ユヅキ
「すみません。ぼーっとしてました。」
笑いながら謝罪した
イルカ先生は気をつけるようにと注意して、私はサスケの元に戻った
サスケ
「オレのを見てなかったのか?」
ユヅキ
「本数までは見てなかった…。」
サスケ
「しっかりしろよ。」
……なんか、サスケ怒ってる?
ユヅキ
「うん、次からは気をつけるよ。」
何でなんだろ?
私は深く追及するのはやめておいた
そういえば、奏多はどこに…