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うちはの少女

第7章 アカデミー




•ユヅキside

サスケの隣に座ったのはいいけど、女の子からの目線が痛い

サスケに小声で聞いてみた

ユヅキ
「ねぇ、視線感じるんだけど、何でこんなに見られてるの?」

サスケ
「いつものことだ、気にする必要はない。」

いや、サスケはいつものことかも知れないけどさ、私はそんなこと今まで無かったんだよ……

私の隣で寝ている奏多に興味があるとか?

それとも、

女の子に睨まれるような…何か悪いことしたかな…?


少し試してみたいことが出来た

私はサスケに軽く抱きついた

サスケ
「おい、なんだよ。」

ユヅキ
「え?ダメ?」

少し上目遣いでサスケを見た

するとサスケは顔を逸らして

サスケ
「勝手にしろ……。」

そう言ったサスケの顔は赤かった

ユヅキ
「顔、赤いよ?熱でもあるの…?」

私はサスケから剥がれて、サスケの額に手を当てた

ユヅキ
「……熱はないね、良かったー。」

これで、わかった

女の子からの視線が痛いのは私が嫌われてるから

サスケ
「授業、真面目に受けないのか?」

ユヅキ
「?受けてるよ?」

サスケ
「話ちゃんと聞いてるのか?」

ユヅキ
「聞こえてるから大丈夫。それに、昔に一度卒業してるし……。大丈夫でしょ‼︎」

サスケは真面目だね

ユヅキ
「それに、ここには友達作りに来たけど…もう女の子の大多数は無理な気しかしない……。」

少し落ち込むなぁ……

なんて思っていたら、サスケに頭を撫でられていた

ユヅキ
「な、何?」

サスケ
「ユヅキなら大丈夫だろ。」

ユヅキ
「サスケ……。」

ちょっと目が涙で潤んできちゃった

サスケ
「な、泣くなよ…。」

イルカ
「こら、ユヅキとサスケ、何をしてるんだ‼︎二人揃って廊下で立ってろ‼︎」

奏多を抱っこして廊下に出た

初日から廊下に立たされちゃった

ユヅキ
「ごめんね、サスケ。」

サスケ
「別にいい、気にするな。」

サスケは優しいな……



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