• テキストサイズ

うちはの少女

第6章 出会い




•カカシside

任務が終わり、久々に里に帰ってきたら里の雰囲気が前とは違った

何かあったのか……

その時、通行人の話し声が聞こえた

内容は、うちは一族が1人の者によって皆殺しにされた

その話の真偽を確かめるため、三代目のもとに向かった

三代目
「イタチの手によって、うちは一族は二人の者を除いて全滅じゃ。」

話は本当だった

だが、誰が生き残った?

カカシ
「因みに生き残った者は誰なんです?」

三代目
「イタチの妹弟じゃ。」

とっさに思い出す

イタチが中忍になったばかりの頃の二人を

弟の方はあまり知らないが、妹の方はイタチが執着していた子だ

カカシ
「その二人は今はどこに?」

三代目
「弟は病院を退院し、今は一人で暮らしておる。妹は昨日、イタチの幻術から目覚めたばかりじゃ。」

カカシ
「その子に会えますか?」

三代目
「……暗部の者に護衛を頼んでおる。これを持って行け。」

三代目様は筆を取り何かを書いてオレに渡した

三代目
「これを暗部の者に見せぃ。」

カカシ
「ありがとうございます。」

オレは足早に病院へ向かった

そして、病室の前にいた暗部に三代目様から預かった物を渡し、中に入った

だが、もぬけの殻だった

ベッドには誰もおらず、窓が開いていた

暗部の者は気付いてないようだ

カカシ
「どこに行ったんだ?」

まぁ、少しの間隠れて待っていようかな




それから1時間ぐらい経ってからあの子が窓から入ってきた

バレてないと思っているのか安心してるよ

じゃあ、驚かそうかな

オレは今病室に入ってきたかのように振る舞った

ユヅキ
「あ、あなたは確か……。」

どうやらオレを覚えているらしい

居なかった事について言及すると、

飼い猫を探しに行っていたらしい

猫なんて飼ってたか?

まぁ、嘘でも本当でもどっちでもいいけど…



/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp