第20章 サスケと大蛇丸
カカシの病室に入ると、カカシはベッドに座って本を読んでいた
ユヅキは一瞬カカシと目が合うと逸らしてしまった
ユヅキ・カカシ
「……。」
ベッドの前に4人で並び立つ
カカシ
「君が新しいチームのメンバーの…サイだっけ、よろしくね」
サイは頰を摩りながら返事をした
カカシはサクラを近くに呼び何かあったのかと聞いたがサクラは自分がやったなどと言えるわけもなく笑ってごまかした
サクラ
「ナルト」
サクラの声掛けでナルトは任務のことを話そうとしたが、カカシはヤマトから事の報告を受けていた
ナルトやサクラは尋常じゃないスピードで力をつけるサスケに対して焦りが生じていた
カカシはそれに対し、それ以上に強くなるしかないといい、事の次第ではカカシ自身をも超えることができるといった
アスマ
「体調はどうだ、カカシ」
そこにアスマ班が見舞いにきた
シカマルとチョウジはサイに反応を示す
いの
「あ!ユヅキじゃない!久しぶりね〜!」
いのはユヅキに向かって抱きついてきた
ユヅキ
「わっ」
サクラ
「ちょっといの!ユヅキが困ってるじゃないの!」
シカマル
「ちょっと見ねー間に随分と変わったな」
いの
「そう?見た目はそんなにだけど、」
一度抱きつくのをやめてじっくりとユヅキを見て、いのはもう一度抱きついた
シカマル
「雰囲気だよ…」
ユヅキ
「そうかな?」
シカマル
「あぁ、どことなく柔らかくなった」
ユヅキ
「そっか…」
そういうとユヅキは小さく微笑み、その顔をみて周りは頰を少し染める
いの
「今の顔すっごくいい…」
サクラ
「ホント…きれい」
アスマ
「で、そっちは誰なんだ?」
アスマはサイを指して言った