第20章 サスケと大蛇丸
ユヅキside
久々に木ノ葉の里に帰ってきたし、カカシさんのところに顔出さないと…
聞いた話によるとカカシさんは病院で療養中だとか
って言っても最後にあったの2年以上前だし、ちゃんと言って行かなかったから何か言われるかな…?
…私のことおぼえてるかな?
怖い…、どうしてだろ?
心の奥では拒絶されたら…なんて考えが過った
ユヅキ
「でも、行かなきゃ…。だって…」
だって…?
その後の言葉は出なかった
何と言おうとしたのかもわからなかった
それどころか1人で行くのが急に怖くなった
だから、サクラちゃんたちと行くことにした
サクラ
「ユヅキなら1人でカカシ先生に会いに行くと思ってた」
サクラちゃんが図書館に行くというので付き合っている時、突然そう言われて心臓が跳ね上がった
ユヅキ
「どうして?」
サクラ
「え?えーっと、それは…あれよ!仲良かったじゃない!?」
ユヅキ
「そう、かな?」
サクラ
「何かあったの?」
ユヅキ
「…私、誰にも言わないでこの里から出てサスケを探していたから…。みんな怒ってるかなって少し思ったの。」
サクラ
「なぁんだ、そんなことか」
ユヅキ
「そんなこと!?結構悩んだんだけどなぁ」
サクラ
「大丈夫よ!私だって少しくらい何か言ってから行ってくれてもいいのにって思ったこともあったけど、こんなに元気そうなんだもん!それにあの時のユヅキは見てられなかったから…。何度か病院にお見舞いに行ったんだけど眠ってるのにいつも苦しそうで今にも消えちゃいそうだったから…。」
ユヅキ
「そっか…。ごめんね。」
サクラ
「いいのよ!ユヅキは今ここにいてくれるんだから!」
ユヅキ
「…うん。」
サクラちゃんのおかげで心が軽くなった