第20章 サスケと大蛇丸
大蛇丸
「サスケくん」
アジトで一騒ぎあってから1日、大蛇丸はサスケを呼び出していた
サスケ
「…なんだ、用なら手短に話せ」
カブト
「また君は大蛇丸様に向かってそんな口の利き方を…」
大蛇丸
「いいのよ。カブト、少し席を外して頂戴。」
カブト
「かしこまりました」
カブトは部屋から出て行き、大蛇丸とサスケの2人きりとなった
大蛇丸
「さて、サスケくん。少し話があってねえ」
サスケ
「…」
大蛇丸
「機嫌悪くしないで頂戴よ?」
サスケ
「回りくどいぞ、いいから早くしろ」
大蛇丸
「昨日のアレを見てやっぱり彼女も欲しくなっちゃったんだけど、ダメかしら?」
大蛇丸の言葉にサスケは殺気を出す
サスケ
「…お前の元に来た時に行ったはずだ。ユヅキに手出しすればお前を殺す、と。」
大蛇丸
「えぇ。だから昨日だって侵入を察知した段階で止めに入れたけど何もしてないじゃない。」
サスケ
「…気づいてたのか」
大蛇丸
「まぁ、わかったのはサスケくんのチャクラの反応でだけど。だから姉弟水入らずの時間は邪魔しなかったでしょう?」
サスケ
「…これ以上は時間の無駄だ。手を出せば、オレが大蛇丸お前を殺す。それだけだ。」
サスケはそう言い放って部屋を出ていった
大蛇丸
「…ホント、兄弟揃ってユヅキちゃんにベタ惚れなんてね…」