第1章 プロローグ
同時刻、ミコトとイタチはサスケとユヅキの誕生日を祝うため用意をしていた
ミコト
「よし、これで完璧ね。イタチはユヅキを呼んできて。」
イタチ
「わかったよ。」
母に言われイタチは早速家を出た
イタチ
(きっといつもの場所にいるだろう。)
イタチはそう思いユヅキが暇を見つけては入り浸る場所である森の中に向かった
だが、いつも居るはずのユヅキが居なかった
イタチ
(………おかしいな。いつものようにここにいると思ったんだが……。)
イタチはもう少し辺りを探してみようとした時、ある物が目に付いた
それはいつもユヅキが髪を結んでいたリボン
それがぐちゃぐちゃになって落ちていた
そして辺りをよく見てみると少量の血液と見られるものを見つけた
イタチの頭の中は一瞬にして真っ白になった
イタチ
(ユヅキの身に……何が………あったんだ……?)
真っ白になった頭はうまく働かず、しばらく動けなかったが、そんな自分に気づき、イタチは急ぎ家へと向かった