第20章 サスケと大蛇丸
ヤマト
「ナルトとサクラ…。君たちの手前、彼に手荒な真似はしたくなかったが、悪いがもう本気でやるよ…」
サスケ
「お前たちはもういい…終わりだ」
印を結び空に手を伸ばすサスケ、だが大蛇丸に止められる
大蛇丸
「その術はやめておきなさい、サスケ君」
サスケ
「放せ、止める理由はない」
大蛇丸
「久しぶりねユヅキちゃん。相変わらず元気そうで良かったわ…」
ユヅキ
「…」
サスケ
「ユヅキに手を出すな、そういう約束だろ」
ユヅキ
(約束?)
大蛇丸
「心配性ね。安心なさい、今はまだ出さないわよ。早くても2、3年ってとこかしらねぇ」
ユヅキ
「約束って何?」
大蛇丸
「フフっ、それは内緒よ。行くわよ」
そういうと大蛇丸、サスケとカブトは姿を消した
ユヅキはその場に座り込んだ
ユヅキ
(着実に近づいてる、サスケが取り込まれる日は…)
ナルトとサクラは涙し、サスケを連れ戻すことを誓い、そこにサイも加わる
ヤマト
「さて、君には一緒に来てもらうよ。うちはユヅキ」
早く去るべきだったと後悔しながらも頷くユヅキ
木ノ葉への帰路はあまりに重々しい空気が漂っていた
火影室に通されたユヅキと第七班は綱手に任務の報告をし、第七班は次の任務を言い渡され、その場で解散となった
綱手
「久しいな。」
ユヅキ
「はい、お久しぶりです。」
綱手
「随分と成長したじゃないか。」
ユヅキ
「2年あればさすがに育ちますよ。」
綱手
「眼の方はどうだ?」
ユヅキ
「暴走はしてません。常に抑え込めるようにはなりました。」