第19章 小話
さらに話は盛り上がり、4人で恋バナをしようということになった
イノ
「あたしとサクラはサスケくんでしょ?ヒナタはナルトじゃん?」
ヒナタ
「!?何でそれ…///」
イノに断定され顔を真っ赤にしてテンパるヒナタ
ユヅキ
「やっぱりそうなんだ~。なんとなくわかるよ、ナルト君って時々すっごく頼もしく感じるよね!」
イノ
「ユヅキは?好きな人、いないの?」
ユヅキ
「…?サスケ?」
サクラ
「サスケくんは姉弟でしょ?そうじゃなくて、異性として好きな人!」
ユヅキ
「うーん。誰だろう?」
ヒナタ
「無理して答えなくてもいいんじゃないかなぁ…」
イノ
「ほら、一緒にいてドキドキする人とか!…って聞いても浮かんできそうにないか。じゃあ好きな人のタイプは!?」
食い入るように聞いてくるイノに多少驚きながらもユヅキは答えた
ユヅキ
「好きなタイプ、かぁ。うーん。いつも冷静で、周りを見てて、小さい変化でもすぐに気づいてくれて、優しくて、暖かい人?かなぁ」
ユヅキは頭にふと思い浮かんだ人物について語った
イノ
(それって誰かいるんじゃ…)
イノはそう思ったが声に出さずにいるとサクラが口を開いた
サクラ
「それって…」
??
「やっと見つけた、ユヅキ」
店の外からユヅキを呼ぶ声が聞こえそちらを向くと
ユヅキ
「カカシさん!どうしたんですか?」
カカシ
「どうしたって、今日約束してたでしょ?時間になっても来ないから…」
ユヅキ
「え?明日じゃなかったですか?」
カカシ
「いや、今日だよ」
と苦笑いしてから言うとカカシは店から出て行った
ユヅキ
「すみません!みんなごめんね、先に抜けるね。また誘ってね!っカカシさん、待ってください!」
ユヅキはカカシに追いつくとにこやかに笑って話していた
サクラ
「…ねぇ、イノ」
イノ
「言いたいことはわかってるわよ、サクラ」
サクラ・イノ
「「ユヅキの好きな人ってカカシ先生なのね…」」
ヒナタ
「え?」
イノ
「あの笑顔見たらそうとしか思えないわ~」
サクラ
「あの二人やけに距離が近いとは思ってたのよね~」
ヒナタ
「…」
ユヅキが抜けた後も女子会はしばらく続いた