• テキストサイズ

うちはの少女

第19章 小話




また時は変わって、サスケが里抜けした直後

カカシは火影である綱手から出される任務に追われろくに里に戻れていなかった

更に今回の任務は国の大名のご子息の護衛で尚且つ長期任務だとされていて、戻ることなど出来なかった

カカシ
(ユヅキ…、あいつはサスケが居なくなってから大丈夫なんだろうか?)

などと考えては居たが、確かめる手段を取る事ができなかった為に元気であるようにと祈るのみであった

任務が終わったのは2週間後で、予定よりは早く終えることができ、報告を済ませばすぐにでも様子を見に行こうと思っていた

だが、報告終わりに告げられたのはユヅキが旅に出た、という事後報告だった

綱手
「ユヅキは勝手に旅に出ていった。それだけのことだ。」

カカシはその言葉を信じられず反論した

カカシ
「そんなわけがありません。あの子ならきっと家に篭りきって動くことは…」

綱手
「篭った結果、病院に運ばれたよ。そして姿を消した。そしてナルトも自来也と共に旅に出たのは知ってるな?これにより第七班は一時解体だ。ツーマンセルもいいが任務の基本はスリーマンセルまたはフォーマルセルだからな。それにカカシ、お前にはやってもらいたい任務が山ほどある。明日は1日休んで、次の日朝一で私のところに来い。以上だ」

と、一方的に終わらされ執務室を後にした

カカシはそれでも納得できず、自分の前から消えた少女を思い続けた


願わくば、元気な姿で再開出来るように…と



/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp