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うちはの少女

第18章 里抜け




ユヅキ
「まずい、カカシさんが追って来てる」

奏多
「…近い。」

目を閉じながら呟いた奏多

ユヅキ
「本当?急がなきゃ。」

サスケとナルトくんを止めないとね、そう言って先を急いだ




着いた時、サスケとナルトの両者ともの様子がおかしかった

ユヅキ
「サスケ!もうやめて!」

ユヅキの声に、視線を向けることなくナルトを睨みながら言葉を吐いた

サスケ
「今のオレならお前にも負ける気がしねぇ。」

ユヅキ
「もうやめよう?お願いだから、大蛇丸のところには行かないで!」

サスケはユヅキの話を聞くことなくナルトに向かっていった

どんどん覚醒していくサスケ

ついには背中から悪魔の羽のようなものまで生えてきた

だが、2人とも限界など既に超えていた

ユヅキ
「サスケ!私はあなたの意志を尊重したい、だから正気に戻って!…こんなのあの人達と変わらないよ…」

敢えて遠くから叫ぶように、サスケに呼びかけるユヅキ

近づくと危険であると本能的にわかってしまったからだ

サスケ
「お前は後だ!まずはナルトから片付けてやる!」

ユヅキ
「待って!」

サスケ
「千鳥!!」

サスケの千鳥とナルトの螺旋丸、両者の術は最後の一撃と言わんばかりの強大さにユヅキは少し下がった

このままでは自分が無傷では済まないと察したから


凄まじい光に包まれた2人、そして見えて来たのは

ユヅキ
「サスケ…」

ナルトは倒れており、サスケが頭元に立っていた



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