第17章 帰郷と波乱
ユヅキside
私は唯一、私の過去を知る人であるカカシさんの家を訪ねた。
そこにはベッドで寝ているカカシさんとその周りに私の同期を受け持っている上忍が三人
どういうことなのか理解ができず説明を求めたが話してくれなかった
私はカカシさんの額に触れてみた
私はカカシさんではない誰かのチャクラを感じた
ユヅキ
(このチャクラ…もしかして。)
思い当たることがあったけど確信が欲しかった
だから、一か八か状況を見て考えた推理を彼らに話して反応を見ることにした
ユヅキ
「カカシさん、ただ眠ってるってわけじゃないですよね。だって上忍が三人もいるなんてふつう何かあったとしか考えられない。そして、なぜ眠っているのか。体には深い眠りに入ってしまうほどの外傷は見られない。なら、答えは一つ。」
紅
「…。」
ユヅキ
「それは写輪眼の使い過ぎによる体への負担と考えるのが普通ですよね。」
紅
「…。」
紅さんの緊張が緩まった
アスマさんもガイさんもほとんどわからないレベルだけど写輪眼のおかげで変化がわかった
ユヅキ
「おや、どうしたんですか?随分と緊張していたみたいですけど。」
ここはあえて笑顔で嫌味っぽく言って煽らないと…
アスマ
「お前、わかっててやってるのか?」
表情を崩さないように意識した
ユヅキ
「いいえ、そんなことしないですよ。できればちゃんと説明してもらいたいだけですよ。」
アスマ
「お前には説明できない。」
ユヅキ
「そうですか。」