第16章 本戦と木ノ葉崩し
ユヅキside
サスケ
「サクラ担いでさっさと逃げろ…。少しなら、今のオレでも…足止めできる。オレの目の前で大切な仲間が死ぬのは見たくない…。ユヅキ…二人を頼んだ」
遺言かのように語るサスケにとりあえずチョップかまして思いのたけをぶつけた
ユヅキ
「足止めなんてしなくていい。だいたい一人で背負い込みすぎなの!確かにこの班の中でサスケは優秀だけどサクラちゃんもナルトくんも同じ班のメンバーなんだから!!全部サスケが背負い込むことなんてないの!わかった!?」
途中から感情的になりすぎた
サスケもナルトくんも茫然としている
ユヅキ
「だから…つまりは今はナルトくんに任せなさい!!ね、ナルトくん!!」
…これでいい
ナルトくんの中で何かが起こってる
肌で感じることができるくらいチャクラを練りこんでる…
ナルト
「オレが絶対守りきってやるってばよ!!多重影分身の術!!!
長い間待たせちまったってばよ!!こっからがうずまくナルト忍法帖の始まりだぜ!!」
エンジンかかってきたみたいだね
でも少しずつ追い込んでるけど、やはりまだ上があったみたいね…
というか、尾獣そのもの…一尾か
こんなに大きいんだ…
資料では読んだ、そしてナルトくんには九尾の半身が入ってる
尾獣が相手になると私もさすがに出ないとやばいか…?
それより、ナルトくんを信じてサスケやサクラちゃんを守る方がさきか…
サクラちゃんを縛り付けているあの砂ははがれそうにないし、あの木の下で待機だね
ユヅキ
「サスケはじっとしててね。」
サスケを残し、サクラちゃんのいる木の下で時を待った