第15章 中忍選抜第三次試験
•カカシside
ユヅキは三次試験を辞退した
理由は…ま、サスケと見て間違いないかな
それに顔色も悪かったしね
予選後、サスケの封印も終わって、姉弟2人を病院に寝かせた
そしたら、思わぬ訪問者が来て、ユヅキを掴み窓割って連れて逃げるかと思いきや、ユヅキは手離されて目見開いてるし、武器なんて持ってないから何もできないって気付いて、居ても立っても居られなくなり窓から飛び降りてた
いい歳した大の男が何やってんだか…
周りが見ればそう思うだろうな
なんて、ユヅキをベッドに寝かせながら思ってた
カカシ
「全く、オレも堕ちたもんだな。」
ユヅキも無事退院
火影様に呼ばれ執務室に来ていた
遅れてやってきたユヅキを見て、用件はだいたいわかった
話は進んでいったが、ユヅキをただの子ども扱いするみたらしアンコに少しばかり腹が立っていた
ま、やり過ぎて部屋を追い出されちゃったけど、気配消して近くで待機していた
しばらくしたら、部屋からユヅキの声が聞こえた
こりゃ、なんかあったな…
何て思ってたらユヅキも出てきて、オレに気付かずぶつかってきた
ユヅキ
「ごめんなさい。用事ならまた後でにして下さい。」
後でって、そんな今にも泣きそうな顔して言われても…な?
無理やりは聞かないけど側にならいてもいいだろ?
なんて自己完結して、ユヅキの肩と膝裏に手を回し抱き上げた
ユヅキは無反応
何も反応してくれないのはそれはそれできついんだけどね…
オレは自宅にユヅキを連れ帰った